それはなんだかんだ言っても、美神です。

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Konayuki Snowboardsの最初のプロダクトだったこともあって、とにかくこのボードに注いだエネルギーは半端なく、そして熱いものでした。
あの頃流行りの尖がりボードはノーズから15cmくらい下でも幅が狭くて尖がっていましたが、美神のノーズは緩やかに幅をとってノーズのしなりが「浮き」を作るようにデザインするところから始めました。

雪が深ければ深いほどこのボードの可能性は広がります。
浮きもテールの快活な動きも大好物な味つけでしたが、深い雪でしか楽しめないようなボードを考えたことはないので、圧雪でも走りの楽しみを与えてくれるアウトラインを何度もテストしてプロトタイプをこしらえたんですよね。
懐かしい思い出ですが、今も全く色褪せることなくそのポテンシャルは引き継がれています。

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ボード作りはノーズの開発からスタートするのは当然。
なぜなら雪を捉えて走り出すのに、最初に雪に接するのはノーズです。
ノーズに神経を集中させながら、徐々にテールにイメージを下していくのです
深雪の中でいかに早く浮いてきて浮力を得て軽くなるか?
失速しないで走り続ける走破性をどう生み出すか?
ノーズに接した雪をいかにテールに流していくか?
単発ではだめなんです。
操作しようとした瞬間に軽く板が動かなかったら、もうそれは俺の中では駄作でした。

その結果として美神は誕生しました。
パウダーの中では170cmの浮きと、カービング時には160cmの取り回しさを今も身につけています。
持っても軽いですが、走り出してから軽いです。

昔のボードはノーズから実に理にかなった素晴らしいアウトラインを持っていました。
何度かフレックスの調整をしてきましたが、美神に関してはシェイプに変更する嫌なところがありません。
10年経っても最新鋭機のままです。
凄いことだと思いませんか???

今日のコンディションどうかな~~? とか、
明日の天気や斜面わからないけどどうしよう~~? とか、
悩むときには迷わず美神と融合Ⅱです。

その位頼りになって、期待以上にやってくれます。
初めてのKonayuki Snowboardsでどれがお勧めですか? とよく聞かれますが・・・
やっぱり『美神』ですよ。 っていつも答える俺です