月讀と融合Ⅱ
ここに来て同じようなお問い合わせが続いたので、少しお話ししますね。

融合Ⅱと月讀のプロフィールは似ています。
滑ったときの第一印象も似ています。
ですからユーザーさんは何を基準に選んだらいいのか悩まれます方が多いです(笑)

ユーザーさんの中にはパウダーでも尖がりボードでいかにもっぽく滑るのは嫌で、普通ぽいボードでガンガン新雪でも行って、滑り切ったぞ!!
みたいに楽しまれる方は融合Ⅱを選ばれます。
丸くても大きめの長いノーズはセットバックすればするほど「浮力」を発揮してきます。
融合Ⅰの緩やかな気持ちいい揚力じゃなくて、ドカンっと浮いてくる乗り味はノーズ形状だけではなくて、あとでお話ししますがフレックスパターンにもよるものです。

またその逆で、尖がりボードでも圧雪でもアイスバーンでも、クラストした固め軟らかめのいろんな雪質でも、ギンギン切って昇って降って滑ってみたい方は、雪質や斜面を選ばない重心バランスがノーズにある月讀を選びます。
月讀のスピードに対するシッカリ感は安心となって、多少の無理は無理のうちに入らなくなります。

この2本は根っからのファンが多いのも特徴ですが、ボードのコンストラクション上の大きな違いはフレックスパターンです。
どちらも素直なフレックスパターンですが、月讀がオーソドックスなミッドフレックスのパターンに対して、融合Ⅱはセンターが薄くて足元は厚いので、乗る位置によってターンのフィーリングが変わります。
融合Ⅱは踏み込んだ時にターンの後半にコアが耐えるのと、アウトラインがテールに向かって深く設計してあるので、融合Ⅱの方がターン最後の部分の切れが出ます。
そんなこともあってクロスの大会に使いたい。
なんて方もいるくらい乗る人によっては狼使いも可能です。
フレックスパターンが複雑な分、ボードの芯材に溜まる力も乗る位置によって分散されるので、乗っているとごく自然に操る面白さが大きくなってきます。
深雪に突っ込んで入っても、ノーズから前足までが最初に反応してから全体がしなって浮いてきて、オマケにRのきついショーとテールなのでテールからの必要以上の浮きは全くありません。
こんな板他じゃ作りませんが、ガンガン行く、行ける板です。

月讀の浮き方は滑り出しと浮き始めが速くて、あくまで真ん中を起点にしなりは出来て走りますが、操る面白さを感じながらセットバック大きめの短いテールですが浮きを感じて気持ちよく回り込んできます。
テールの張り出し感がない分、月讀の方が新雪でも圧雪でも抜けはいいですね。

月讀の硬派は硬いですが、通常の月讀はそんなにデリケートにならなくてもある程度の体重の方ならば大丈夫、乗れます。
深雪での初速を得て尖がりボードの性能を引き出すために、傾向としてはボードは段々硬めになってきていて、どのボードも少し硬めに今期は仕上げてあります。

なにか?? があったらどんどん質問してください。
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