彩冬

ボードの乗り味やフィーリングを決めるのは、どんな芯材をどのくらい使うのかで決まってきます。
Konayuki Snowboards の芯材(コア)はボードの両サイドに檜、センターの16cmを桐。サイドウォールを竹。 というように絶妙にブレンドして、シナリや反発をコア材に使う木の厚みで調整して仕上げています。
カーボンなどの新素材の反発ではなく、ウッドコアの『木』の持つ反発を引き出すことが、Konayuki Snowboards のこだわりの部分です。
チョット冒頭の写真を観て頂きたいのですが、これは彩冬に使う竹のコアです。
彩冬は100%国産竹のバンブーコアで創作しました。
なんと削りだすコア材の厚みは4cmもあるんです。
ここからノーズからの厚み前足の厚み、キャンバーの削り、ピークのしっかりした厚みからスプリットの深い部分の強度を出しながら、緩やかに、でも粘りの出るテールの厚さへと削りだしていきます。
まっ平らなコアをプレスだけでアーチを作り、ボードの形にするのとは訳が違うのです。
プレカットは、削りかすの方が量的には多くなるのかもしれません。
ここまでしなくても・・・
ここまでしないとダメなんです。
道楽はとことんこだわってこその道楽なので、こういった部分での妥協はしないんです。
数を売ろうと思ったら到底出来ないし、強度の難しいところは反りをいれて誤魔化すとか・・・
(スノーボードつくりのプロである我々から見たら、悲しくなっちゃう程お粗末な商品も多数だけれどね、それはそれで・・・)
国産の工場と、素材への理解と、情熱こそが、『彩冬』を創る本気の遊び心とエネルギーです。

美神と較べても、彩冬はスプリットが深いので一番奥の厚みはこれだけ違ってきます。
まったくコンセプトの違うボードなので、どっちがいいとか較べられないんですが、贅沢すぎることは確かですね。
木に乗って、木が跳ね返してくる自然な反応や反発は、やっぱりスノーボーディングの真髄なんじゃないでしょうか・・・
ボードが主張しすぎることも出過ぎることもありません。
素直に・・・ 乗り手が主役です。
ご興味ある方は、いろいろお問い合わせくださいね。
ユーザーの方にご興味を持っていただいて、ボードを選んでいただき、気持ちよくいい雪を楽しんでいただけたら最高です

テールの粘っこさは、なかなかGOODです。
このボードのアウトラインから見ると、どこに乗るのが良いのか悩むと思います。
一番安定して幅広く動かしやすいライディングポジションは、後ろ足の少し前くらいを意識してターンしてもらうと、ボードは立ってきて切れながらテールのシナリからくる抜けを体験できます。
圧雪や硬い雪ではガッツリ踏み込むのではなく、あくまで軽いタッチでゆっくり目にエッジに乗り込んでみます。
深い雪の中で乗っているようなイメージで走らせて見てください。
シェイプの見た目以上に斜面を選ばずにカービングも出来ちゃいます。
ノーズの振動は正直「雪心」より大きいです。
まあ、ノーズのボリュームやシェイプからいったら当然なんですが、最終のプロトでは振動吸収の調整もするつもりです。
竹の力を溜めた後から戻ってくる独特の反発。
特に深いスプリットテールの粘っこさは、パウダーから硬いバーンまでどんな雪質でも感じられるのが特徴です。

春の日差しですが、雪はまだまだ大丈夫です。
是非、誤魔化しも効かない朝の硬い雪でボードの基本性能を厳しく評価してみてくださいね。
キャラバンは10日までKawabaで開催中です

彩冬のコア材は、今のところ100%の竹で作り上げています。
もちろん国産の100%竹となっています。
フルバンブーコアのシナリは硬めで、跳ね返りの反発は粘りがあります。
『彩冬』が活躍するであろう深い雪での使用頻度を考えると、スプリットの深い部分や後ろの足元にはある程度の張りを持たせ、ノーズに向かってはゆっくりとしなやかなアーチが理想です。
スプリットも硬すぎてはいけません。
最終ヒノキと桐のコアでいくか、フルバンブーコアでいくのかは決定していないのですが、今回お客様に試乗していただく100%バンブーコアの持つフィーリングを試してみてください。
同じ竹といっても、なんでも良いわけではないのです。
密度の濃いしっかりした国産「真竹」の反発と、大陸のカスカスの竹の押しの弱さでは、コスト以上に反応には大きな違いがあらわれます。
贅沢に使った、後ろ足のバンブーコアの厚みを感じてください。
硬い雪でも粘っこく跳ね返ってくる感じは分かりますので、じっくり確かめてくださいね。
中々の面白さだと思いますよ
